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盛り上がりに欠ける

ドキュメンタリーとして書いたほうがインパクトがあったのでは?
内部告発という言葉が報道され始め、関心を持って読んだ。
若い弁護士が登場したとたん結論が見えた。
その意味で、楽に読めたということもあるが、意外性を期待する読者には不満かもしれない。
また登場人物の描き方が悪人と善人というステレオタイプなのが気になった。
しかし、世の中はじつはこういう風に動いているのだと警告する意味で小説というより啓蒙書として十分意味があった。
題材のもつ社会性から見てドキュメンタリーとして正面きって書けるテーマだった。
次作に期待する。

盛り上がりに欠ける
損保業界を中心に、バブル期から現在まで続く問題の描写は、わかりやすいと感じる。
しかし、納得いかないのは主人公の行動である。
会社に忠誠を誓っているのであれば、退職した後に何も喋らなければいい。
真実を認める事をためらわないのであれば、堂々としていればいい。
会社から訴えられた事に同情はするが、おろおろしつづける様は「本当に切れ者として重役を務めていたのか?」と首を傾げたくなる。
頼りとする若手弁護士も、真面目だけが取り得のような人物。
基本的に2人とも流れに翻弄されっぱなしである。
そして迎えた結末にはとても納得できない。
著者が弁護士ということで、現実的な落としどころはあそこらへんかもしれない。
ただ、小説として魅力的とは言いがたい。

内部告発者は宇宙人?
本作品は内部告発者の容疑をかけられ、会社から告発を受けてしまった元副社長の悲劇と戦いの記録である。
経済雑誌記者の取材を受けてしまったばかりに、自己破産ぎりぎりまで追いつめられていく姿は、何だかちょっと滑稽というか元重役の癖に危機管理能力がないのかと言いたくなります。
モチーフとしては、内部告発者保護制度、企業倫理、競争社会、マスコミといったものがあると思うのですが、真の内部告発者のシナリオ通りに全てが進められています。
しかも真の内部告発者は無傷な宇宙人のような存在に書かれているのが、とても残念です。
内部告発者滝沢 隆一郎
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by okboy5r | 2011-09-06 23:54 | 読書